「日経新聞」夕刊のエッセーがおもしろいぞ!

みなさん、こんにちは。

市民マラソンランナーのアキラです。

今日(11月22日)は、私の住んでいる奈良では最高気温が12℃程度の予想です。

同じく大阪が15℃、そして東京はなんと10℃程度と真冬並みの寒さですね。

みなさん、もう気にすることなく冬の恰好で過ごしてくださいね。

でないと、風邪を引いてからでは遅いですからね。

朝の楽しみ・・それは日経新聞の夕刊!

さて、私は毎朝JRに乗って通勤しているのですが、その車内での楽しみが「前日の夕刊を読むこと」なんです。

私が読んでいるのは「日本経済新聞」ですが、その夕刊がとてもおもしろくて読みごたえがあります。

朝刊と違って、夕刊にはくらしや街の情報、エッセーやコラムがたくさん掲載されており、それらを読んでいるとあっという間に電車を降りる時間になってしまいます。

その中から今日は、私のベスト2をご紹介します。

まず一つ目は「プロムナード」という、担当者が月曜から土曜まで6人で日替わりのエッセー欄。

これは毎日欠かさずに読ませていただいています。

現在の筆者さんは・・・【順不同】

①大沢在昌(おおさわありまさ)さん【ハードボイルド作家。代表作「新宿鮫」等】

②夏井いつきさん【俳人。TBS「プレバト」俳句コーナーの添削で出演中】

③島本理生(しまもとりお)さん【作家。2018年に「ファーストラヴ」で直木賞受賞】

④ロバート・キャンベルさん【日本文学者。コメンテーターとしてテレビにも出演中】

⑤藤崎彩織(ふじさきさおり)さん【音楽家。4人組バンド「SEKAI NO OWARI」ピアノ担当】

⑥山田ルイ53世さん【芸人。漫才コンビ「髭男爵」の“ルネッサーンス”の人】
以上の6名の方々です。

みなさん、当然ながらそれぞれに個性がありますが、私はあえて選り好みせず、どなたのエッセーも毎日楽しく読ませていただいています。

各筆者の方のエッセーについて、私なりにその印象を書かせていただきますと・・・

大沢在昌さん・・・作家としての仕事中の経験談。これは本当に興味津々です。それと、大好きな釣りなどアウトドアの話がおもしろいです。ハードボイルド作家だけあって、なかなかワイルドです。

夏井いつきさん・・・ほぼ毎回、俳句にまつわる話、そして全国を飛び回っている話です。各地で開催される俳句大会などの話や、旅先での体験談、マネジャー役のご主人とのやりとりもあり。

島本理生さん・・・こちらも作家さんですが、ご主人やお子さん、編集者さん、友人とのやり取りを中心に、日常生活で感じた疑問などを書いてくださいます。女性ならではの視点が興味深い。

ロバート・キャンベルさん・・・一つの柱が「日本文学者」としての日本文学や歴史、文化に関するエッセー。言葉遣いが日本文学者らしいです。ボキャブラリーはハンパないです。なので、時々難解な漢字が出てきます。それと時事問題に対するご意見も時々書かれています。

藤崎彩織さん・・・こちらも、バンドマンとしての経験談はもちろん、一女性として、また一児の母親としていろんな視点で面白いエッセーを書いてくださっています。けっこうぶっちゃけた話が多いかも。

山田ルイ53世さん・・・純粋に、この人の文章・文体と話はオモシロイ。さすが芸人だけあって、面白さにかける意気込みがハンパないです。よく出てくる登場人物は、ずばり二人のお子さんです。お子さんが登場したら、間違いなくオモシロイ。

ということで、この素敵な6名の方々のエッセーを、電車に揺られながら毎朝読むのが日課でもあり、楽しみでもあります。

小泉武夫さんの「食あれば楽あり」

次に紹介したいのは、月曜日だけ掲載される「食あれば楽あり」という、食べ物と料理に関するエッセーです。

筆者は、現在76歳で、東京農業大学名誉教授の肩書を持っておられる発酵学者・文筆家の小泉武夫さんです。

1994年から連載されているそうですが、大好評だそうです。

実は私、グルメ番組やグルメ動画がとても好きで、テレビやネットでよく観るのですが、この「食あれば楽あり」の欄を初めて読ませてもらった時に、「言葉でこれだけの表現ができるなんてすごい!」と感心しました。

思わず箸でつまみたくなるような料理の挿絵とともに、毎回、一つの食材あるいは料理をテーマに書かれています。

文字数にして大体1200~1300文字くらいだと思われますが、始めに食材の紹介。

どのような栄養があって、どこで採れた(獲れた)ものが美味しいか、どういう食べ方があるかなど、細かく書かれています。

次に、実際に筆者自慢のキッチン「食魔亭」にて調理が始まります。

これがまた細かい。

調味料は必ず「砂糖大さじ2」とか「みりん大さじ3」などと分量がきちんと書かれています。

また火加減なども非常に細かく書かれていて、これを読んだだけでも同じ品物が作れそうな気がするくらいです。

ここまでが前半。

後半になると、今度は「実食」です。

この実食シーンがまた秀逸です。

まずは筆者独特の「オノマトペ(擬音語・擬態語など)」

よく出てくるのは、料理・食材については「ペナペナ」「ホクホク」「ポクポク」など。

「ペナペナ」って何?って最初は思いましたが、なるほど「ペナペナ」だわと納得させられました。

そして、ワインや日本酒などを飲むときは「コピリンコ」。

私もお酒をたしなみますが、この「コピリンコ」。

たしかに絶妙の表現ですよ。

「ゴクゴク」でもなく「ちびちび」でもなく「コピリンコ」。

すばらしい。

また、オノマトペと別に、食べるシーンもおもしろい。

例えば「マイワシのかば焼き」を丼に乗せて食べるシーン。

「もう夢中になってンガンガ、ガツガツと周りを気にしないで貪り、気づいてみると丼はきれいに底をさらけ出して恥ずかしがっていたのであった」(日経新聞夕刊7月8日「食あれば楽あり」より引用)

「マイワシ丼」を、まさに夢中で食らいついている姿が目に浮かびますよね。

いやあ、素晴らしい言葉の表現力ですね。

ちなみに小泉先生の料理はYouTubeの「丸ごと小泉武夫食マガジン」でも紹介されています。

私もチャンネル登録していますよ!

ということで、私が毎朝電車の中で楽しんでいる「日経新聞夕刊」のエッセーの紹介でした。

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