みなさん、こんにちは。
市民マラソンランナーのアキラです。
まずは台風19号に関して。
私の住む奈良に最接近したのは12日の昼過ぎだったようですが、避難指示や停電、あとは電車の運休などがありましたが、少しかすった程度で大きな被害の報道はありませんでした。
しかし、現時点(14日昼)で関東や甲信越、東北などで甚大な被害が発生しています。
何本もの河川で堤防の決壊などが発生し、町中が水につかっている状態ですね。
また、お亡くなりになった方や行方不明の方も合わせて数十名おられるようです。
月並みではなりますが、お亡くなりになった方のご冥福をお祈りするとともに、何とか一日でも早い復旧・復興を願うばかりです。
ラグビーワールドカップ 日本が決勝トーナメント進出決定!
ところでみなさん。
昨夜のラグビーワールドカップ一次リーグの最終戦。
日本対スコットランドの試合はご覧になりましたか。
いや~、もうあまりに感動的な試合で、何度も涙しました。
改めてラグビーが好きになりましたよ。
ということで、活字ではありますが、新聞記事風に試合の模様をお伝えします。
ダイジェスト版の動画は民放ポータルサイト「TVer」でご覧になれますよ。
では・・・。
台風19号の影響で開催が危ぶまれていた日本VSスコットランド戦。
会場となった横浜国際総合競技場には6万7千人以上の観客が集まりました。
試合前には台風19号の犠牲者に対して、両チーム選手と観客全員による黙とうが捧げられました。
そしていよいよキックオフ。
私は何度もラグビーの試合を見ていますが、なんと、日本のキックオフは蹴り上げるのではなく、地面を転がす意表を突いたものでした。
私はこんなキックオフは初めて見ました。
日本1トライ目
ところがキックオフから間もない前半6分。
日本はスコットランドにトライ(ゴール成功)を決められ、7点を先制されます。
しかし同17分。
敵陣22メートルライン手前のラックから左へボールを回した日本は、スクラムハーフ流(ながれ)選手からウイングの福岡選手にパスが回ります。
相手のタックルで倒れかけた福岡選手から、さらにオフロードパスでウイング松島選手に見事ボールが渡ります。
そして、パスを受けた松島選手がそのまま中央付近にトライ(ゴールも成功)を決めて7:7の同点に追いつきます。
日本2トライ目、3トライ目
さらに同25分。
日本はスコットランドの激しいタックルを受けながらも、鍛え上げたオフロードパスを3連続で成功させ、敵陣に攻め込みます。
そして最後はフォワード稲垣選手がゴールポスト中央に飛び込んで2つ目のトライ(ゴールも成功)を決めます。これで14:7。
そして前半終了間際の39分。
左サイドから攻め込んだ日本は、サモア出身のラファエレ選手の相手ディフェンスの隙間を抜く絶妙なゴロのキックパスを出します。
そこへ左から走りこんだ福岡選手がうまくバウンドを合わせてボールをキャッチ。
相手ディフェンスを素早いステップでかわしながら、そのまま俊足を飛ばして3つ目のトライを決めます。
ゴールも成功して前半を21:7とリードして終えます。
日本4トライ目
日本リードで迎えた後半2分。
ハーフウェーライン付近での奪い合いから宙に浮いたボールを福岡選手が落下前にキャッチ。
そのまま30メートル近くを独走し、トライを決めます。
ゴールも成功し、これで28:7とリードを広げます。
ところが後半14分。
スコットランドが、薄くなった日本のディフェンスのスキをついてトライを決めます。
ゴールも決まって28:21と、1トライ1ゴール差まで詰め寄ります。
最後の攻防、そして劇的勝利へ!
残り時間がまだ25分も残っている中、日本と同じく決勝トーナメント進出がかかっているスコットランドの攻撃は激しさを増します。
一方の日本も全選手が一丸となり、必死で相手の攻撃を止めます。
まさに死闘といった激しい攻防が続きます。
やがて、日本陣内22メートルライン付近でのマイボールのラック中に、ラストプレーを知らせるホーンが鳴りました。
ラックからボールを出した日本は、そのままボールをタッチラインに蹴り出しノーサイド。
前回大会で10対45という大差で完敗した宿敵であるスコットランドを破るとともに、悲願の決勝トーナメント進出を決めました。
プール戦を全勝し1位通過となった日本は、10月20日(日)19時15分から東京スタジアムで、プールBを2位で勝ち進んだ南アフリカと対戦します。
決勝トーナメントの組み合わせ、日程、会場
ちなみに、決勝トーナメントの組み合わせ・日程・会場は以下の通りです。
( )内の数字は10月13日現在の世界ランキングです。
①イングランド(3)VSオーストラリア(6)
【19日16時15分開始(大分スポーツ公園総合競技場)】
②ニュージーランド(1)VSアイルランド(4)
【19日19時15分(東京スタジアム)】
③ウェールズ(2)VSフランス(8)
【20日16時15分(大分スポーツ公園総合競技場)】
④日本(7)VS南アフリカ(5)
【20日19時15分(東京スタジアム)】
ということで、一夜明けた今日14日も、まだテレビやネットで何度も試合の様子を見て興奮が冷めませんが、どうかこのままの勢いで、次の日曜日の南アフリカ戦を戦ってほしいと思います。
頑張れ!ニッポン!
ONE TEAM!
アキラでした。