「24時間マラソン」と「UTMF(ウルトラトレイル・マウントフジ)」

みなさん、こんにちは。

市民マラソンランナーのアキラです。

今、世間(の一部)では、今夜6時30分から日本テレビ系列で放送される「24時間テレビ」でマラソンを走る4人目のチャリティーランナーは誰か?っていう話題で盛り上がっているようですね。

42回目を迎える今年の24時間テレビでは、4人のランナーが駅伝方式で、それぞれがフルマラソンと同じ42.195kmを走ることとなりました。

4人のうち、すでにいとうあさこさん(49)、ガンバレルーヤ・よしこさん(28)、ハリセンボン・近藤春菜さん(36)の3人のランナーが発表されています。

その後、熱中症やケガのリスクを考慮して、よしこさんと近藤春菜さんについては距離を10km短縮することが発表されました。

これにより、4人のランナーが走る距離は計148.78kmとなりました。

そして、当日発表されるというその4人目のランナーが誰なのか???・・・ということで、いろんな“候補者”の名前がネット上で挙がっていますね。

さてさて、いったい誰になることやら。

ウルトラトレイル・マウントフジ2019(通称:UTMF2019)

そんな私は先日、「NHKオンデマンド」で面白そうな番組はないかと探していると、「なんじゃこりゃ?」と目を引くタイトルを見つけました。

そのタイトルはズバリ・・・「グレートレース『嵐の富士山麓165km UTMF2019』」(筆者注:UTMF=ウルトラトレイル・マウントフジ)

番組ホームページには、スタートゲートを勢いよく飛び出すランナーたちの画像とともに・・・

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富士山麓の険しい山道を昼夜問わず165kmも走り続けるレースに密着。

春の嵐に見舞われる最悪のコンディションの中、世界のトッププロがデッドヒートを繰り広げる。

富士山麓の山々を165km走るウルトラトレイル・マウントフジ。

険しい山道を昼夜問わず走り続け、登ることになる高さは合計ではおよそ8000mにもなる。

ただでさえ過酷なこのレースが、今年は春の嵐に見舞われた。

まともに進めない足元、そして奪われる体温。

壮絶なコンディションの中、世界のトッププロが史上まれに見るデッドヒートを繰り広げた。

先の読めない真剣勝負、そのすべてを目撃せよ!(ここまで引用)

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・・・と書かれていました。

富士山!

165km!

険しい山道!

昼夜問わず!

最悪のコンディション!

奪われる体温!

こんなにインパクトのあるキーワードを見せられて、みなさん、観ずにいられます???

NO~~~~っ!ですよねえ。

ということで、私はその場ですぐに観ることにしました。

すると、すると・・・。

なんとまあ、凄まじいこと。

これはもう、42.195kmの比較的平坦な道、そしてほとんどアスファルトの上を走る「フルマラソン」とは全く違う競技ですし、比較にならないほどハードでワイルドなものでした。

トレイルランニングの種類

こういった山道なんかを走る「トレイルランニング」というジャンルがあるんですね。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によりますと、「トレイルランニングは、陸上競技の中長距離走の一種で、舗装路以外の山野を走るものをさす。トレランやトレイルランと略される。山岳レースとも呼ばれる」とのことです。

また、トレイルランニングにはいくつかの種類があります。(以下、『ウィキペディア(Wikipedia)』から引用。英語はカタカナに書き換えています)

1、クロスカントリー

草原など舗装していないところを走る長距離陸上競技

2、スカイランニング

標高2000m以上のトレイルを走ること。

3、マウンテンマラソン

さらに本格的な山登りマラソン。二日に渡ることや、食糧やテントを携行するものもある。

4、アドベンチャーランニング

超長距離など冒険的な要素が強いもの。

5、ウルトラトレイル

距離が100km以上のもの。

6、バーティカル

急勾配の斜面を登るもの。

・・・・など。

今回のUTMF2019も、コースの何割かは完全に山の中です。

ちなみに累積標高差は7,942mだそうです。

そもそも「累積標高差」っていう表現自体が、明らかに“山”を想定していますよね。

もう「ラン」というより、「山登り(山下り)」ですよ、これは。

普通の人なら歩いて登るのもしんどいような上り坂を軽快に登って行ったかと思うと、ゆっくり下りないと今にも足を滑らせてしまいそうな下り坂を、ものすごい勢いで下りていくんですよ。

実際に何人かのランナーの方は足を滑らせていましたからね。

地面を見れば、むき出しの土の上に、木の根っこやら石ころやらがゴロゴロ、ボコボコと無造作に転がっている道。

草も生えていれば木の枝も伸びている。

そんな道を、何もあんなに急いで下りなくてもというくらいの勢いで下りていくんですよ。

もちろん、体中泥だらけです。

そんな過酷なコースを、さらに大きな難関が待っているんです。

それが眠気(ねむけ)と寒気(さむけ)。

長時間に渡って睡眠をとらずに走り続ける。

そして、山特有の気候の変化で、冬のような寒さが急に訪れる。

日本人のある女性トップランナーの方なんかは、途中で「もう走りたくない。これ以上走れない」と泣きべそをかいていました。

トップランナーでさえそんな状態になるんですから、この「UTMF」っていう競技、ものすごい存在ですね。

この番組を観て、これまでチンタラチンタラ走っていた自分が恥ずかしい限りです。

ホント、たるんだ精神を叩き直されるような感覚を覚えました。

そして、走るなら、もっと真剣に、それこそ体力と気力の限界に挑戦するくらいの気持ちで走らないといけないなと反省しました。

これまで一度もフルマラソンなど走ったことがないであろうポッチャリ系タレントさんの挑戦は立派です。

頑張ってください。

そして165kmにも及ぶ山道ありのロングコースを寝ずに走り続けるUTMFのランナーの方々のチャレンジャー精神に、僕は心から敬意を表し、脱帽です。

僕もいつかは・・・挑戦しません、たぶん。

アキラでした。

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