仲間といきなり「腹筋割りごっこ」を始めてしまった話(後編)

Amazon-ランニング・ジョギング
みなさん、こんにちは。

市民マラソンランナーのアキラです。

今日は前回の続きです。

さて、プロテインを飲んだからと言って腹筋が割れてくるなどということは当然ありません。

むしろ、プロテインだけを飲んで、きちんとトレーニングをしないと、単にカロリーオーバーになってしまうだけです。

筋トレ生活

そこで、トレーニングについてもいろいろ勉強し、自分なりにルールを決めて取り組みました。

stevepb / Pixabay

私は、主に「朝(始業前)」と「昼(昼休み)」にトレーニングをしました。

トレーニングといっても、会社の敷地内のちょっとしたスペースを利用し、腹筋はもちろん、自前のダンベルやチューブを使って上半身全体を鍛えました。

また食事も「腹筋割り」仕様に変えようと、内容を見直しました。

当時流行っていた「糖質制限」をやってみようと、お昼の弁当はご飯を半分にし、油ものはなるべく取らないようにしました。

そうやって一か月、二か月と「プロテイン」「トレーニング」「食事制限」を続けているうちに、少しずつ体は筋肉質(いわゆる「細マッチョ」みたいな感じ)になってきましたし、腹筋も締まってメリハリがついてきました。

効果が少しずつ見えてくるとやる気が増し、私はさらに負荷を上げたトレーニングや食事制限に取り組みました。

戦いの結果

やがて、仲間と予め決めていた期限(半年後)がきました。

実は、最後まで「腹筋割りごっこ」に参加したのは、私ともう一人の二人だったので、私たち二人は鏡のある部屋で、上半身裸になり、お互いの引き締まった(と思い込んでいる)上半身と腹筋を見せ合いっこすることにしました。

私も彼も、自分の裸は見慣れていますが、相手の裸を見るのは初めてです。

鏡の前で上半身裸になった二人は、自分の体と相手の体を相互に見比べながら「ここがいい」とか「ここがすごい」などと、半年間の健闘を讃えあいました。

こうして私たちの長い戦いは終わりました。

思わぬ効果が

実はこの「見せ合いっこ」の直前、私はあるマラソン大会で「自己ベスト」を更新しました。

しかも自分史上、ダントツ、かつ圧倒的なタイムでした。

skeeze / Pixabay

今もその時のタイムが自己ベストです。

本当に、私にしたら圧倒的なタイムです。

それくらい、走っている時は「本当に自分の体なのか?」と戸惑うくらい、“身軽さ”と“力強さ”“粘り強さ”を感じました。

特にラスト10㎞くらいは、いつもなら足が痛くなり、あるいは足がつったりしてペースがぐっと遅くなってしまうところですが、後でラップタイムを見てみると、なんと最後の5kmが一番速いタイムでした。

そんなことは、それまでの大会では一度もなかったことです。

ちなみに当時の私の体脂肪率は「8.2%」(家庭用のよくあるタイプの体脂肪計によるものです)。

この数字も、これまでで一番低い数字です。

元々は「腹筋を割ろう」と軽い気持ちで始めたことでしたが、トレーニングに励み、食事制限をし、プロテインも飲んで、それらが結果的には、自分としては走るのに良い成果が出たのだと思います。

もう今は、とてもじゃないですがこの自己ベストには遠く及びませんし、鏡を見ても、あの時のひき締まったボディとは比較できないくらいになってしまいました。

でも、もし今でも3年前と同じことを実践すれば、ボディにしてもマラソンのタイムにしても、近いところまでは戻せるんじゃないかと思っています。

決して簡単なことではありませんがね・・・。

加齢を受け入れつつ、抗う

黙っていても人間は歳を取っていきます。

去年できたことが、今年は難しくなってくるものです。

それが加齢というものでしょう。

その年齢の上昇カーブ、体力の下降カーブにどう抗(あらが)うか。

そう考えたとき、心の片隅にある、あの3年前の戦いの思い出が「自信」となって抗おうとしてくれます。

いつか、また「自己ベスト」を更新することができるのか。

少しの自信とたくさんの不安を胸に、これからもマラソンを続けていこうと思います。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする